記録的な猛暑日続きの影響もあるのでしょうか、ここ数年夏を迎えるこの時期に指輪が抜けない!指輪が入らない!…などのお問い合わせやSOSのご相談が目立って入ります
本日ご紹介のお客様も7月末のある日、横浜YAMATOへ初めてお立ち寄りいただきました
ずっと外したままの結婚指輪
ベビーカーにお子様を乗せて初めてお越しいただいたご夫妻より、ご結婚10周年記念のペアリングを探しているとご入店いただきました
お目当てはWEBで見つけた当店取り扱いの細身のゴールド指輪、いつも通りに複数のコンセプト違いの結婚指輪もご提示しつつ、本来のご結婚指輪とはなるべく違うデザインイメージになる方がよろしいのでは…などお話しを続けていくなか、実はご出産後にダイヤモンド婚約指輪も、ご結婚指輪も入らなくなってしまったので新たなペアリングを求めて検討中というご事情を伺いました
新規購入からサイズ直し再検討へ
早速にまずはご主人さまの左薬指指輪を外していただき、奥様も本日お持ちとのご結婚指輪を合わせて拝見させていただきました
PT950刻印のご主人さま指輪と750刻印ゴールドのシンプルな指輪、共に指輪内側には海外ハイブランドのロゴが刻まれておりました
詳しくお話しを伺うとご購入されたブランドショップに相談しに行かれたところ、PTリングは表面にウェーブ状のデザインが存在するためサイズの調整は不可、奥様の750リングはサイズ調整は可能だったが見積もり費用が購入した価格に近かったので、ならば10周年の記念に新たなペア指輪を購入しなおそうとお考えになられたそうです
指輪の形状などを確認し、万が一の場合もあり得ますが恐らくサイズ直し対応が可能と判断しますとお伝えいたしました
奥様はご出産により指サイズが変動してしまい、ご懐妊前の指輪がすべて入らなくなっているとのことで、お持ちになられていた指輪をすべて拝見させていただきました
ダイヤモンドご婚約指輪は、購入されたショップでのアフターケア・サービスが適用される可能性が高いため、まずはご購入店へ先に相談していただき、お義母様からいただいた指輪3本を合わせてサイズ調整する方向でご検討いただき、新たな指輪を購入するよりお持ちの指輪を再び着用可能にすることを選択していただきました
そんなサイズ直しをお預かりする指輪の中、1点サイズ直しの難易度がより高い指輪が存在し、指輪全周にデザインが入るK18WG(ホワイトゴールド)指輪に関して具体的な難しさをご説明申し上げました
こちらの指輪はサイズ直しをする箇所が特定され、尚且つその直した痕跡を目立たなく仕上げるのが少々困難であることも予めご説明の上ご承諾いただきました
数週間後に再びご家族一緒にご来店、ちょっときつめに感じられていましたご主人さまの指輪もサイズアップし、無事海外ハイブランドのご結婚指輪もご夫妻の現在左薬指サイズにフィッティング、お義母さまからの指輪もすべて再び着用が可能になました
そしてお預かりした指輪のなかで、一番気を使った指輪のサイズ直しも無事に完了
指輪外側にずらりと並ぶ装飾部分も、極力わからないように加飾して仕上げました
数年間着けることが叶わなかったいくつかの大切な思い出の指輪がすべて復活、ご結婚指輪もご夫妻お揃いてでそのままお着けいただきお帰りになられました
ご結婚10年目の2024年夏、新たなご家族も増えたご夫妻に再びご結婚指輪を着用していただけるようになりました
横浜YAMATO では、ジュエリーに関する様々なご相談を承っております
指輪が入らない・・・
指輪が抜けない・・・
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※ 尚、抜けなくなった指輪の切断自体は当店では対応しておらず、お近くの消防署への切断依頼をご案内しておりますので予めご承知くださいませ