お母様のダイヤモンド立爪指輪をお持ちになられ、若いお二人が相談に来られました。
結婚指輪は二人がお気に入りの服飾デザイナーブランド(ブランド名をお聞きしたのですが、40代のわたくしには初めて聞くお名前で忘れてしまいました…)の個性的なリングを選ばれ、すでに毎日お着けになられており、今回は彼女のお母様のダイヤモンドを使って婚約指輪を作ろうと考えていらっしゃったとのことでした。
将来に渡り長い年月ご愛用いただく指輪ですので、ひょっとしたら今度は彼女自身が母親という立場で着けこなすことも考えられ、さりとて現在お着けの結婚指輪がゴールドベースのシャープなフォルムのリングタイプにブラックダイヤモンドが全周に入るデザインのため、重ねて着ける相性も考慮し、予算内でシンプルだけども個性的なものが…という簡単そうで一番難しいオーダーでした。
お二人と、時にはまったくジュエリーに関係のないお話に飛びながら詰めたリフォームの最終デザインは、ピンクゴールドを使用して、結婚指輪とマッチングするよう指輪腕部分(アーム)にメレダイヤモンドが並ぶデザインになりました。
お二人には受け取りにお越しになられた際に、当店店長日記への掲載を快く承諾いただき、お気に入りの個性派マリッジリングとのセッティング写真も撮影させていただきました。
ここでは企業秘密でもあるので残念ながら明かせませんが、実はこのリフォームしたダイヤモンドリングには、更なる高い技術力に裏付けされた仕掛けが施されております。
この仕掛けによりお母様のダイヤモンドが、これから娘さんである彼女の人生と共に数十年間その薬指で燦々と輝くようなお手伝いをさせていただきました…。
右のお写真をご覧いただければ、お持込みになられたダイヤモンドが、
素敵に目いっぱい輝いているのがお判り頂けますでしょうか?・・・
こんな仕掛けもお客様により満足いただけるための、私どもの製作担当者
を含めたYAMATOチーム一丸となっての知恵と技術力によるサービスのひとつです。