5月5日こどもの日、当店の可愛いお客さま・・・

とても気持ちのよい行楽日和の好天で幕のあいたゴールデンウィーク後半、3日土曜日には昼前に鎌倉駅までひとっ走りして用件を済ませ、すぐに店へ戻ってまいりましたが鎌倉駅構内の人、人、人…の波にのまれ、行きかえりとも改札に向かうこと難しくあまりの沢山の人出に本当に驚きました

ＪＲ線のホームから江ノ電の鎌倉駅構内方向が目に入ると、並び切らない人数のこれまた整列乗車を待つもっと凄い人の渦に更に目が点になりました

そんな連休中の横浜YAMATOは、お買い物のお客様以上に帰省で横浜に戻られた懐かしいお顔のお客様方や、逆に横浜近辺にお住まいであっても普段なかなか当店に立ち寄る機会を逃しがちなお客様が、当店正面YCATを利用するついでにお顔を出していただいたり…とさながら同窓会のような雰囲気です

今日ご紹介します当店の可愛いお客様も、久しぶりにはるか遠くのドイツから帰省中にお立ち寄りくださいました

前回彼女にお会いしたのは、まだベビーカーに寝かされていたぐらいの時期でしたので、久しぶりの再会でまるで孫に会うような（実際孫がいるわけでは無いので単なるイメージだけですが）感覚を覚えました

そんなまだ2歳になったばかりのおもちゃに夢中になっている可愛いらしい横顔をお母様への対応をしながら眺めていると、あっ！と目を見張るジャーマンタイプ（ドイツにお住まいなので当たり前ですが）のイエローゴールドのピアスが小さな小さなお耳に燦然と輝いておりました

お母様にお話しを伺うとご主人様の母国オーストリアではお子様の1歳のお誕生日に「ハッピーバースデイ」と書かれた缶にピアスと共に耳穴をあける器具が入ったものをいただくことがよくあるそうで、彼女の後見人となる方がお祝いで贈っていただいたものを１年間保管しておき2歳の誕生日にその購入先のお店へ行かれて耳に穴を空けていただいたそうです

最初に着けていたピアスは何度か金具が外れ、そのうちに残念なことに紛失してしまったところ、後見人の方が取れにくいピアスがあるらしい・・・と再びお店に連れてってくださり、後見人の方が赤い新しいピアスを選ぼうとしたら、彼女が頑としてこのピンク色のてんとう虫ピアスを気に入り、最終的に彼女の言い分が通りピンク色ピアスになった…というお話しを伺いました

大人しく独りで遊ばれている彼女のどこにそんな意思の強さが隠されているのだろうと考えながらお母様へのお品物のお渡しを準備していたところ、彼女が持って来たこれまたとても可愛い小さな手提げ袋をいじりだし、日本で手に入れたであろう昔懐かしいシャボン玉遊び一式を取り出し始めました

恐らく私にシャボン玉を披露しつつ遊びたかったのでしょうが、『店内では駄目よ❗️』とお母様が制止させた途端、彼女のお顔が一変して席をたって地団駄を踏み始めだしました

どんなに泣いてわめこうがここで彼女のいうことを聞いてしまったらこの後の彼女の為にならないと、私共も負けそうな心を鬼にして毅然とした態度のお母様の様子をそっと見守って居りました

しばらくの母娘のやり取りの葛藤の最中にすぐさまシャッターを押させていただき、お母様に撮影させていただいた彼女のお写真の店長ブログ掲載へのお許しを乞い、将来お年頃になられた彼女と再会した際にこのお話しをお伝えした時のことを少し想像しながら、翌日12時間のフライトでドイツへご帰国されるお二人をお見送りさせていただきました（ご帰国後お母様からメールを頂戴し、店を出た後すぐに眠ってしまい抱っこして帰宅するのに大変だったそうで・・・彼女の名誉のために申し加えますと単に眠むくて駄々をこねただけだったかもしれません）

以前も長くヨーロッパで生活をされた別のお客様に、指輪やペンダントジュエリーは趣味嗜好の品物だけど、耳飾りはエチケットジュエリーで耳をなにも飾らずに出歩くことは大袈裟に例えれば裸で出歩くようなイメージよ！と教わりました

私が業界デビューした30年前には業界人でさえ男性でピアスをされる方はそうそういなかったと記憶しますが、それから言えば彼女が成人する頃には日本国内でも耳飾りは女性にとってエチケットジュエリーとしての必需品になってるかもしれません…(*^_^*)

いよいよ夏シーズンに向かい、思い切ってショートヘアにイメージチェンジされる女性もいらっしゃることと思います

横浜YAMATOでもシーズンに向けて、人生必需品としての活きの良いピアス入荷中です!

《あこや真珠のベビー珠がブドウの房のように下がるアメリカンタイプの定番ピアス、外国の方のお土産としても人気です》