9月中旬に入ったというのに残暑厳しく、30度を越える毎日の連続に体調を整えることに留意しております
先日の店長日記でもお書きしましたが、今年の夏が終わったな~と感じる事柄に、そういえば夏祭り というのもあったことを思い出しました
先週末に地元のお寺さんでもお祭りがあり、閉店後に急ぎ帰宅して小学生の次男 を連れて行ってまいりました
40年ぐらい前に自分が楽しんだお祭りにいま息子を連れた父親として訪れ、射撃や輪投げ など境内の様々な屋台 を覗きながら、色々と懐かしい思いが浮かび交錯しました
ちょうどタイミングよく幼なじみであり、現在は良きゴルフ仲間でもある小学生時代からの友人とも沿道沿いの屋台前の大変な人混みの中で偶然にすれ違い、やはり地域の大切な夏の風物詩として地元の皆んなも同じように夏の終わりを楽しんでいるようでした
また夏祭りと同じように夏が終わったなぁと実感するものに旬の食材もありました、ここ数年ご縁のある大阪ご出身のガラス作家の先生を囲んでの季節毎のお食事会の万年幹事を仰せつかったことで、横浜生まれの私もだんだんと関西人の如く夏は鱧という習慣がつき始め、先日もいつもの会場となるJR東神奈川駅すぐの気軽でありながら出されるお料理がとびきりの本物の料理屋さんで、鱧と早松と呼ばれる松茸のしゃぶしゃぶ をいただき、ちょっと遅めの暑気払いを楽しんで参りました
このお店で出される鱧は(鱧だけに限らないのですが)、横浜で口に入る他所の鱧とは比較にならない厚みと旨さで、自分の年齢も関係してるのかもしれませんが、正直なところ私はこの店で初めて鱧の美味しさというものを知りました
それが今では毎年のように晩夏には鱧と松茸 を贅沢にしゃぶしゃぶし、最後には雑炊で締めくくり、自分とは無縁だった様々な業界で活躍されるメンバーの皆さんと夏の疲れを癒やしつつ、他愛のない楽しいお話と共に明日の英気を養っております
京都では夏の旬“鱧”が終わると鶉 (うずら)のお料理が始まり秋 がおとずれるそうです
今日からの三連休が過ぎると少し涼しくなると天気予報では言っておりますし、日が暮れてからの帰り道横の草むらからはだんだんと秋の虫の音が聞こえ始めてまいりましたので、関東も丁度来週あたりが夏から秋への切り替わりそうです…