ヨコハマと言えば、シウマイ。
焼売と言えば、横浜生まれのわたくしはどうしても崎陽軒…となります。
今週発売の週刊文春の記事でも、全国の野球場で販売されるお弁当のランキング(解説者か記者のどなたかが選んでました・・・)が掲載されておりまして、横浜スタジアムでの崎陽軒シウマイ弁当が見事1位を獲得しておりました。
わたくしは20歳代から30歳前半までの15年弱の間、ダイヤモンド大手輸入商社の営業マンとして全国各地の宝石専門店や百貨店さんへの出張の旅の毎日でした。
特に東海3県・関西・北陸、そして一番濃密なお付き合いをしていただきました九州博多・小倉地区などは、今となってみればわたくしの青春時代の貴重な思い出の1ページです。
特に小倉魚町銀天街そばのこだわりの喫茶店のマスターや、博多柳橋連合市場の明太子専門店の大将など(おいおい仕事してんのか…と言われそうですが時効ですね)よき思い出で、なにせ毎月必ず数日間滞在しますんで、ひょっとしたら地元の方以上に通ったのかもしれません。
そんな中でも、一番お世話になったのが駅弁です。
お恥ずかしながら飛行機・が苦手なわたくしは、博多までも極力新幹線を利用していたので、行き帰り道中の数時間は読書・書類整理・瞑想→睡眠?、そして駅弁での食事と、毎月毎月正真正銘の至福のプライベートタイムでした。
そんなわけで各地の名物駅弁は機会があれば、いろいろ試しておりましたが、なかでも滋賀県辺りの確か湖北のおはなし(違ってたかな?)なんていう名の唐草模様の風呂敷を模したペーパーに包まれた弁当はお気に入りでした。
そんなわたくしの駅弁ランキングでも、身びいき抜きでヨコハマ崎陽軒のシウマイ弁当は価格とのバランスも含めて別格と感じておりました。
現在は毎日のように横浜駅を通りますので、改札前の崎陽軒売店は何気なくチェックしておりまして、忙しい日などの食事に、期間限定弁当や新商品をたまに試しています。
そんな中、とても気になる期間限定弁当が発売されました。
「牛めし」…恐らく開港開国150周年記念で、文明開化から牛めしなのではと勝手に思ってますが、これがなかなかの満足度高い弁当なのです。(そういえば明治生まれの私の祖母は、生前絶対に牛は食べない・・・とよく言っておりました)
お値段は1、050円なので、280円弁当が騒がれるご時世ですから、安い弁当とは言えないと思いますが、なんだか感覚的に崎陽軒の弁当は安心できる気が個人的にしてまして(ちなみに崎陽軒さんの回し者ではございません…)、この牛めしのお肉も美味しくて、大変気に入りました。
手前勝手なランキングでは、シウマイ弁当に肉薄するぐらいに完成度高いと思いますので、興味ある方は是非お試しを!…。
ちなみに開国博Y150に合わせてか、9月下旬までの期間限定販売だそうです。